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旅行の記録

OD520:マリンドエア クアラルンプール-バンコク(ドンムアン) ビジネス その1

クアラルンプール-バンコク間を移動する際には色々と選択肢があります。

それぞれ発着空港も複数あり、運行している航空会社もタイ・マレーシア各社に留まらず、以遠権を使って運行している他国のキャリアと多種多様。

とりあえず見つけることができたのは次の通り。ひょっとしたらもっと多いのかもしれません。

 

タイ国際航空

・タイスマイル

・マレーシア航空

エアアジア

・マリンドエア

↓↓↓1日1便未満 or コードシェアのみ↓↓↓

パキスタン国際航空

・ロイヤルヨルダン航空

・ファイヤフライ航空

ミャンマー国際航空

バンコクエアウェイズ

・タイライオンエア

 

利用空港はマレーシアではKLIAかKLIA2と隣り合った空港のどちらかなのであまり考えなくてもいいようです。

タイではエアアジアとマリンドエアがドンムアン空港行き、他はスワンナプーム空港行きとなります。ドンムアン空港行きはバンコク中心部へのアクセスこそイマイチですが、そのぶんスワンナプーム空港行きよりお買得です。

 

3月末の場合、エコノミーの往復でかかる費用は次のとおり。

エアアジア…1万円(ドンムアン)

・マリンドエア…1.5万円(ドンムアン)

タイ国際航空…1.6万円(スワンナプーム

・タイスマイル…1.6万円(スワンナプーム

・マレーシア航空…1.8万円(スワンナプーム

 

機内サービスはエアアジア以外は機内食と預入荷物無料が無料、シートピッチはエアアジアとタイスマイルが詰め込みです。

 

これを見ると、とりあえず安ければいいならエアアジア、ある程度のサービスを求めるならFSCとなりそうです 。

 

ここで気になるのがマリンドエアとタイスマイルの扱い。

FSCに近いサービスを提供するとはいえ、利用空港がドンムアン空港というマリンドエア、利用空港こそスワンナプーム空港ですが、座席の狭いタイスマイル、それぞれハンデがあるのに強気の値付けに見えます。何か良い点があるのでしょうか。

 

タイ国際航空にするつもりでしたが、今回はマリンドエアをチョイス。ビジネスが9千円ならドンムアン空港でも構いません。

 

マリンドエアでクアラルンプール発のビジネスクラスを利用すると、ラウンジのインビテーションが渡されます。

指定されたラウンジはエアポートラウンジ。

初めて聞くラウンジです。C5搭乗口まで行くとトランジットホテルと合わせてラウンジの案内がありました。

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ラウンジ自体は小さく控えめです。ラウンジがどうやらトランジットホテルの朝食会場も兼ねている様子。そのためか、食事はそれなりに充実していましたが、照明は暗く、席の配置も詰め込み気味です。他のラウンジかレストランを当たった方が良さそうです。

NH885 :ANA 羽田-クアラルンプール エコノミー その2

フライト情報を眺めるのにも飽き、空港内を散策していたところ搭乗開始の案内がありました。ゲートに着いた時にはすっかり列が出来上がっていたので列の最後尾に並びます。

チェックインカウンターの前に並ばせる列あり、チェックインカウンターを取り囲むように並ばせる列あり、とかなり独特な列の形成。

チェックインカウンター前にグループごとに真っ直ぐに並ばせるよりオペレーション上何かが優れているのでしょう。

 

ボーディングブリッジで手前にいた子供が急に窓の外を指差してはしゃぎだしたのでそちらを見てみるとスターウォーズジェットが。R2-D2デザイン機には乗ったことがあるのですが、残りの2機は目にしたことがあるだけ。機会があれば乗ってみたいものです。

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ANAの787は同じエコノミーでもシートが2タイプあり、今回乗ったのがこちらの足置き型のフットレストのタイプ。シートピッチが86センチあるとのことで、確かに膝周りは楽でした。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/inflight/guide/seat/y-787_9_02.html

 

ただ、シートとしてみるともう一つのシートのほうが好みです。シートピッチは狭いらしいのですが、フットレストが飛び抜けて優秀です。前の座席の下に足を入れる大きなポケットがあり、その中に足を入れるという仕組み。これが大変よくできていて、一晩乗った後の足の疲れは他のシートとはまるで違います。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/inflight/guide/seat/y-787_8_02.html

いずれのシートにしても、ANAのシートは他の航空会社と比べると作りがいいように感じます。

 

ボーディングブリッジが切り離されたから30分程、地上を止まったり走ったりしたのちに離陸。

上昇がひと段落し、リクライニング機能の利用が許可されたらすぐにヘッドレスト、リクライニングを調整、アイマスクとノイズキャンセリングイヤホンを装備し、なるべく寝やすい体制を作りさっさと寝てしまいます。

 

寝たり起きたりを繰り返しているとマレー半島沖。寝ている間に配給された夜食(あられ・クッキー・水)をかじりつつ降機の準備を整えます。ANAの羽田-クアラルンプール便の配給夜食は量・セレクトともにお気に入り。

降機の準備が終わる頃には飛行機が着陸体制をとりまもなく着陸。特筆する何かはないけど、それなりに睡眠を取れて、翌朝からしっかり動けるNH885便。これからもお世話になりそうです。

NH885 :ANA 羽田-クアラルンプール エコノミー その1

羽田空港を日付変更前後に出発して、クアラルンプールには朝6時くらいに到着する深夜便。

クアラルンプールはエアアジアの本拠地であり、東南アジア各地に路線があるため、乗り継ぎの利便性も決して悪くはありません。

クアラルンプールについて、朝ごはん食べて、乗り継いで、午前中には目的地に着きます。

クアラルンプールに興味が無くても乗り継ぎに便利な便です。

ここで残念なのはクアラルンプールの立地。

マレー半島の南部にあるため、クアラルンプールを経由して東南アジア北部に向かう気は無くなってしまいます。北上するとしてもバンコクホーチミンが限界でしょうか。

ホーチミンあたりに大規模なLCCの拠点が出来ると日本から東南アジア全域への乗り継ぎに便利そうなのですがそうなる気配はまるで見えません。

 

羽田空港までリムジンバスを使いました。座席数以上の予約は受け付けないので確実に座れ、乗り換えも不要、車内のwifiも速度は十分。なんの不満もありません。

これまではモノレールに乗るという軽い非日常を気に入っており、羽田空港へ向かう際は毎回モノレールだったのですが、今後は荷物が大きい時はリムジンバス、少ない時はモノレールと使い分けることになりそうです。

 

今日は三連休前の金曜の午後ということもあり羽田空港では混雑を覚悟していましたが、チェックインカウンターも保安検査場もたいして並んでいません。バスが到着してから出国を終えるまでにかかった時間は30分足らず。

道路の渋滞・チェックインカウンターの混雑・保安検査場の混雑いずれにも遭遇しなかったのはいいのですが、想像以上に時間があまってしまったのでした。

 

こんな時に限ってkindleは故障中、本は預け荷物の中と時間をつぶすものがありません。書店に寄っても興味を引く本が見当たらないため、フライト情報を見て待つことにしました。フライト情報を眺めていて気がついたのですが、深夜の羽田空港は東南アジア・オーストラリア便が揃っています。

特に勢いがあるのがバンコク便。

ANAが787で2便、タイ国際航空が747で1便、JALが777で1便と深夜0時から1時までのわずか1時間で1000席程が用意されています。6時間前にも成田空港発便でほぼ同数の座席が用意されていることを考えるとタイの人気に驚くばかりです。

 

バンコクから先のルートもスワンナプーム空港ではタイスマイル、ドンムアン空港ではエアアジアとノックエアと、LCCが各地に就航しており便利そうです。

東京からバンコクまで航空券の値段自体はクアラルンプール行きのほうがやや安いのですが、時間の節約を考えると目的地によってはバンコク経由もありかもしれません。