NH885 :ANA 羽田-クアラルンプール エコノミー その1
羽田空港を日付変更前後に出発して、クアラルンプールには朝6時くらいに到着する深夜便。
クアラルンプールはエアアジアの本拠地であり、東南アジア各地に路線があるため、乗り継ぎの利便性も決して悪くはありません。
クアラルンプールについて、朝ごはん食べて、乗り継いで、午前中には目的地に着きます。
クアラルンプールに興味が無くても乗り継ぎに便利な便です。
ここで残念なのはクアラルンプールの立地。
マレー半島の南部にあるため、クアラルンプールを経由して東南アジア北部に向かう気は無くなってしまいます。北上するとしてもバンコクやホーチミンが限界でしょうか。
ホーチミンあたりに大規模なLCCの拠点が出来ると日本から東南アジア全域への乗り継ぎに便利そうなのですがそうなる気配はまるで見えません。
羽田空港までリムジンバスを使いました。座席数以上の予約は受け付けないので確実に座れ、乗り換えも不要、車内のwifiも速度は十分。なんの不満もありません。
これまではモノレールに乗るという軽い非日常を気に入っており、羽田空港へ向かう際は毎回モノレールだったのですが、今後は荷物が大きい時はリムジンバス、少ない時はモノレールと使い分けることになりそうです。
今日は三連休前の金曜の午後ということもあり羽田空港では混雑を覚悟していましたが、チェックインカウンターも保安検査場もたいして並んでいません。バスが到着してから出国を終えるまでにかかった時間は30分足らず。
道路の渋滞・チェックインカウンターの混雑・保安検査場の混雑いずれにも遭遇しなかったのはいいのですが、想像以上に時間があまってしまったのでした。
こんな時に限ってkindleは故障中、本は預け荷物の中と時間をつぶすものがありません。書店に寄っても興味を引く本が見当たらないため、フライト情報を見て待つことにしました。フライト情報を眺めていて気がついたのですが、深夜の羽田空港は東南アジア・オーストラリア便が揃っています。
特に勢いがあるのがバンコク便。
ANAが787で2便、タイ国際航空が747で1便、JALが777で1便と深夜0時から1時までのわずか1時間で1000席程が用意されています。6時間前にも成田空港発便でほぼ同数の座席が用意されていることを考えるとタイの人気に驚くばかりです。
バンコクから先のルートもスワンナプーム空港ではタイスマイル、ドンムアン空港ではエアアジアとノックエアと、LCCが各地に就航しており便利そうです。
東京からバンコクまで航空券の値段自体はクアラルンプール行きのほうがやや安いのですが、時間の節約を考えると目的地によってはバンコク経由もありかもしれません。